走 行 記 録


台風23号の爪痕の残る廃道にて

[2004-11-28]

 岡山RB(レスキューサポート・バイクネットワーク)の森田親分といつもの場所にやってきました。 それまではタイヤの半分程度の深さ程度しか掘れてなかったモーグルでしたが、児玉さんから 「凄いことになっている」という情報があったので急遽、レスキュー用品のレポートは差し置いて、その 場所を目指すことにしました。

 あらかじめ言っておきますが、最初っからこの地形をスコップなどでなだらかにして走ろうとしたり するのは辞めて下さい。地形へのインパクト云々というのもありますが、それだと全く面白くなくなって しまいます。ここはぜひ土木作業は最小限度に留めて「通過」するのを目指してみて下さいませ。

 あ、言い忘れてましたが、この画像は全て森田代表の画像をそのまま使わせてもらっています。 私はそれにコメントを加えただけです。ありがとうございました。




ただの通路だったところが、随分と水の力でエグられてしまってます。 初めの辺りはラクに又越せます。 ですが画像手前の方の地形は高さ1mほどのオーバーハングになっています。この車で 又越すと左右ともかなり危険な体勢になってしまったので、ここからは牽引道具フル活用で臨むことにしました。
ダブルラインを使うので、アンカーまでの歩数×2回分をまずは引っ張り出しています。 滑車で右斜め横に車を牽くことにします。 LCCO児玉さんよりRHS瀬戸内に提供して頂いたチルホール:Tu−16。前回は 半分の重さのX−13を使ったので、その重さが身に染みます、が、重い分、信頼性があるように感じます。いざ要るようになって 出そうとすると出せなくて苦戦しそうだったのであらかじめ出してます。
比較的、木も多い場所ですので、アンカーに事欠くことはない。 牽引開始、かなり高い位置まで引っ張っておかないと、オーバーハングが簡単に車の ボディを削りそうになります。 最初は順調に牽引してますが・・
思った以上に抵抗があるので、ボディが地形と干渉してしまいます。 さて、Tu−16の活躍の場がやってきました。 リアリーフのピボットに掛けて牽いてみます。
後部を真横に牽引してみると・・ いい感じでかわせましたが、少し進む度にチルホールを緩めたり、アンカーの場所を 変えたりと、結構忙しい。こういうとき、つくづくドアが無くてよかったと感じます。 少しずつ、少しずつ前進させていると、地元の某ヘンタイジープ乗りから電話して きました。確か、この後は仕事じゃなかったですかね?
仕事前にも関わらず、ここに向かわれているとか。 某ヘンタイジープ乗りも駆けつけました。呼んでもないのにやってくるし(笑) 後ろから見るとこんな感じ。このオーバーハングがいかに怖いか判ります。
少し前進したらチルを漕ぎ、また少し前進したらチルを漕ぎ・・の繰り返し。後ろの お客さんに向かって「すみませ〜ん、すぐ車をどけますからぁ〜!」と言ってみます。 仕事前だけに大人しい某ジープ乗り。 なんとか抜けました。後ろの方に「すみませ〜ん、お待たせしました。空きましたから 入って下さ〜い」と言ってみる。
どの車の轍も残っていない所に来るのは気持ちいいですね。 さて、今度は登ってますが、タイヤの直径ほどの垂直段差がある場所を登らないといけ ません。 後ろが引っ掛かるので、仕切りなおしです。
今度は上手く登れたので、そのまま登っています。 トルクアシストしながら登っています。 登りきりました。なんか久しぶりに「クロカンらしいクロカン」をしたという感じ でした。



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