走 行 記 録


兵庫県某所雪中行軍

[2005-02-20]

 久しぶりの雪中行軍に行ってまいりました。参加メンバーは横田さん@JA12C、藤本さん@J55、私@PZJ70 の計3台。最近一緒に走る機会の多い藤本氏達ですが、雪中には不思議と一緒に行った事が無かったので、彼らがよく走りに 行く林道に連れていってもらいました。

 別に走行禁止でもなんでもないのですが一応伏字にさせてもらっております。最初に入った林道は鹿撃ちの猟師さん方が 大勢おられたので身の危険を感じて撤退。ここでレポートで挙げている場所は次に入った所です。




雪中に行く時の標準装備であるパジェロ乗りから頂いた265−70R15のスタッドレス を履いてます。タイヤの径が丁度純正タイヤと同じくらいなのでオンロードではよく走ってくれます。タイヤは太いですがタイヤの太さ からくるフロート効果はランクルの車重にしてはまだイマイチです。もう少し横幅と直径が欲しいところですが、貰い物なのと昔から 使っているチェーンがそのまま使えるので贅沢は言いません。 さっそく下ネタで盛り上がるお二人。この人達って・・・(笑) 誰もトライしてない道を見つけたので私から入ってます。画像は残ってませんが、橋を 渡る時が下りだったので一度ハマってますが、ウインチとスコップの力でなんとか渡り切りました。橋のあとに続く道も結構道幅が 狭いのと急勾配なので(ランクルとしてはですが)苦労して登ってます。なんせ2年ぶりの雪中ということもあって感も忘れてたり して(と言い訳)。
シャーシにヒビが入ってブルー入っている藤本氏のJ55。関西芸人ですから何かして くれるのかと思いきや・・。 結構な急斜面を堅実にジワジワと登っていきます。あー、おもしろくねー(笑)。 横田さん@JA12Cも少しアタックをかけてみますが、チェーンが1セットしかない ということもありますし、私が一応遠征させてもらっているということもあるので道を譲って下さいました。
ありがたくバージンスノーへのアタックを続けさせてもらいますが・・ 画面では判り難いですが、雪質が重いのと急斜面なのとでなかなか登りません。 後ろで嬉しそうに見ているのは横田さん。
前後に車を揺すりながら反動を利用して30cm位ずつ進んでいきます。自分が掘った 路面の高低差を利用して1速か2速に入れたままで、クラッチ操作を多用して前後に車を揺すります。押せれる間は押しますが、 掘って埋まってしまったときは動けなくなる直前で止め、バックして路面を平らに均して再度アタックします。大きく分けると 前後に動く場合に1速や2速⇔リバースで前後に車を揺する手と、1速か2速に入れたままで車を揺する手の二つがありますが、 この場合は後者を使っています。 多分こういう芸当はAT車だと至難の技でしょうね。AT車だとニュートラルに するにはレバー操作でに「N」ポジションに入れないといけませんが、駆動力の断接にはどうしてもワンテンポ遅れてしまいますし、 マニュアル車並みな繊細な駆動力の断接操作は不可能です。 ドアが邪魔!
タイトターン・急勾配・道幅狭い・雪質重いと四拍子そろってます。路面は未舗装なので 見た目以上に狭い範囲しか通せません。 派手に暴れるとテキメンずれてあさっての方向に行ってしまうのでこれまた振り子の様に 車を前後に揺らしながら少しずつ慎重に進んでいきます。前後ともに停まったときの反動を利用して反対方向に動き始めるキッカケにして います。こういう荷重移動の操作は土の上のクロカンと基本的には共通です。 デフロックを掛けると右側にズレるので使えませんし、スタックした時以外はほぼ使う 機会は無かったですね。こういう処を普通に掘り進める程度ならデフロックを使わない方が扱い易いかもしれません。個人的な 感覚かもしれませんが、デフロックを掛けた時の方がいきなり掘ってその場で埋まってしまってスタックに陥り易いように感じます。 また、デフロック時の方がちょっとの路面の傾きにも流され易いですね。
ある程度登ってきたので、ちょっと子どもを放して遊んでます。そろそろ方向転換して 帰り支度です。 雪のある場所を選んで下山してましたら先頭を行くJA12Cがなぜか駐車場の方に 向かって側溝に右側を二輪落として遊んでました。 5年ほど前にここの近くでJB23Wを同じ感じに引っ張り上げようとしたのですが、そのとき は牽引フックが一切ない車で苦戦したのを思い出してしまいました(それはそれで楽しかったですが)。とりあえず土木作業から開始です。
あの時と同じく、右斜め前方からウインチで引き上げることにしました。あの時と大きく 違うのは牽引フックを使って引っ張ったか、アルミホイルにロープをくくり付けて引っ張り上げたか、ですね。今回はもちろん頑丈な 牽引フックに引っ掛けて牽引しています。 この角度で牽くと当然傾きますが、シャクったりはしてないので比較的安全に引っ張れていると 思います。ここの側溝はコンクリート製なので被牽引車は駆動を一切掛けないようにしてもらってます。ヘタにタイヤを回すと側溝の角で タイヤをパンクさせることが多い。 所要時間10分ほどで脱出完了。ダメージも無かったです。身をもっての話題提供、 ありがとうございました(笑)



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