自分流悪路走破考察


タイム イズ マネー

[2002-09-01]

ナビゲーター
幌車に高額電化製品の載せるのには当初、非常にためらいがありましたが、今ではすっかり型遅れ になってしまっているのでそれほど惜しげがないのも良いところ。クロカンする時やラフロードを 走るときは当然保護の為に電源までカットします。まああんなクルマなんで「ナビが付いている」 のが他人に知られたら十中八九驚いてます。夜に交差点で停まっていたりして、おもむろにナビを 立ち上げたりしたら、インダッシュモニターがせり出してきたりするのを隣で停まっているトラッ クの兄ちゃんがビックリした様な顔をしているのを見たりするのも楽しいもんです。

無線
最近、ハンディー機からモービル機へと替えることが出来ました。こうしてみるとハンディー機の 性能の低さには恐れ入る。ちなみにかみさんのBJにも全く同じモービル機が付いているので、 どちらかが壊れると部品取りになる運命である。携帯電話が普及した今ではすっかり無線の免許を 取る必要は減ってきたように思われるが、山の奥に分け入ることの多いクロカン乗りでは今でも 十分必要だと思われる。ランクル岡山や兄弟クラブのジムニー華激団でも無線免許の所得は推奨し ているが、これも取る人はさっさと取るが、とらない人は延々と取ることはない。今度から取らない 人と一緒に行動して、その人が道に迷っても構わず置いて行こうかなぁ?
 子持ち&一般社会人のクロカニストは金と時間との戦いである。特に時間の制約というのはどうし ようもなくて、およそ独身の方や仕事がアルバイトの延長線の様な方とは付き合うことすら難しい。 自分独りだとクロカンから帰って、車の泥を落として、タイヤを交換して・・などということも可能 かもしれないが、一緒に連れて行った子供の次の日のこともあるので、クロカンが済んだら速攻で 帰って、自分や車のことは差し置いてでも、子供を風呂に連れて入るとか、飯の支度をするなどの 雑用に追われるわけである。うちはかみさんも同じ様に働いているので「俺が養っているだろう」 などという論調は一切通じないので、遊んだら(クロカンして帰ってきたら)その後にはそれ相当 の労働が待っているのである。

 そんなわけで時間のヤリクリにはいつも気を遣っている。よく走行会なんかがあると大体集まる のは10時頃だったりするが、僕の場合は早ければ7時には現地に入って独りでゴソゴソと走り まわっていることが最近は多い。人が来た頃には「もう今日は終わった」なんて疲れた顔をしてい たら、どっかでひっそりとスタックしていた・・なんてこともあったかもしれない。まあ、そんな 環境なんで、独りでするクロカンってのも当たり前だと思っている訳だし、車は少々重かったり 走破性が劣っていても、「無事に定刻通りに家に帰る」という条件を満たしてくれるならしようが ないかなぁ?なんて思っている。ハナシはさらに脱線しますが、エアコンなんてのも一部のクロ カン乗りからしてみたら「とんでもない」ことの様に言われることもありますが、一応あのクルマ は自分だけが乗る訳じゃないので「エアコンは必需品」だと思ってます。以前一回転した時に、 エアコンの配管が破れて大気汚染物質を大気にバラ撒いてしまった苦い経験があるが、潰れていた ひと夏ほどエアコンのアリガタミを痛感した時は無い。免許取立ての独身の頃はエアコン無しの クルマに乗っていたが、その頃と今とでは夏の暑さも違う。また仕事でめいいっぱい働いている のに、エアコンの有る無しでは疲労度が全く違うということにも気が付いた。エアコンがあるので 買った70幌に、肝心のエアコンが無いというのは我慢ならない事態です。子供が大きくなったり、 あのクルマに自分しか乗らなくなる日が来たら、もっと軽くて維持するのが楽しくなるクルマに替 えるかもしれないがしばらくはクロカンの現役でいてもらわなくては困る。

 随分ハナシが脱線していたので元に戻しますが、時間の節約で往復にかかる時間を短縮するという のは非常に重要である。先日、クロカンではないが我が家一家で鳥取の温泉宿を巡ったり、キャン プ場などを現地で探したりしたことがあります。うちのクルマではクロカン戦闘機のPZJ70幌 にはナビ(電脳道路案内機)が付いてますが、かみさんのファミリーカーBJ74Vには付いてま せん。僕の機からナビを移して行くことも考えましたが、インダッシュモニターなどもあるので少々 手間だし、助手席のかみさんが地図を見て指示してくれるだろうとたかをくくってましたが、結果的 に何度も曲がる処を通り過ぎたり、道路端にクルマを寄せて自分の目で地図を度々確認して走るハメ に陥りました。あの時ほど「安くてもいいからナビが欲しい〜」と思ったことは最近ではないですね。 今回の出来事は家族総出だったし、少々迷っても誰に迷惑が掛かることでもないので迷うことも楽し むことが出来ましたが、普段自分がしているクロカンではそうはいきません。せっかく外堀を埋め、 内堀も埋めてクロカンに出てくることが出来たのに、時間通りに帰れなくてかみさんの機嫌を損ねて しまったらせっかくの努力が水の泡と化してしまいます。クロカンに出かける時は、かならず団体行 動をとる方もおられますが、僕の場合は単騎で動くことがどうしても多くなるので、無線だけに頼っ ておけば道に迷わずに済むとか、経験者に付いて動けば大丈夫とか、精密な地図を持っておけば安心 なんてのは当てはまりません。今のスタイルでクロカンを続けるならどうしてもナビは必要なのです。

 時間の節約は現地でも同じです。そうそう走りに行けれる訳じゃないし遠征にも行ける訳でもない し、ほぼ毎回子供を連れてクロカンに行っているので激しいことや危険と隣り合わせなんて芸当が 出来るわけではないので、現地に行って走る時ですら「効果的に練習するのはどうしたらいいかなぁ ?」などと考えていることが多い。また現地でちゃぶちゃぶとクロカン談義に花を咲かせているの も、役に立ったり楽しかったりするが、基本的に練習する時間を無駄にしたくないので適当に切り 上げて走りにいくときが多いと思う。助手席で子供が寝てしまうと「はい、打ち止め!」になって クロカンが出来なくなるので、走れる時に走っておかないといけない。  



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