自分流悪路走破考察


「1セク」の解説

[2002-09-18]











1セクを走られているところの画像です。ここのコースを作ったのはTT MGの方中心で作って頂きました。僕はというと単なる試走屋です(笑)。一番上の画像はゲット タフの小畠さんですが、ここで見えているポールと、坂を下りた処の右側をちょっとキツクなるよ うに変えてもらいました。
 2セクはブラッドレー杯ルールだったのですが(簡単にいうとテープを張ってなくて、番号を付け ていったポールの間を通過していく)、1セクは通常のトライアルと同じルールで行いました。 もっとも、「デフロック使用禁止」とか安全装備の面でローカルルールを適用してました。

 「デフロック使用禁止」につきましては、僕の発案でした。自分だけでこっそりと作っていた 2セクの方は前日にコッテリと走り回っていたので、自分の車ではデフロックの必要が認められない どころか、簡単になりすぎてオープンデフの車との差が大きくなりすぎると感じていたからです。

 かたや1セクも自走を途中までも含めたら2度させてもらいまして、1回目があまりにも簡単だ ったので左で述べている2つのポールの位置を変えてもらいました。最初のバケツ状の地形を越えて 右にターンした時に左側に斜めにささったポールがありましたがそれと、そこを下りていったときに 右にまたターンしますが、その右側のポールの位置を左に寄させてもらいました。それと最初は そこを通過した後は2つにルートを分けてましたが、クランク状にターンするルートだけにさせて もらいました。直進するルートがあまりにも魅力がないからです。

 さて、最初のバケツ状の地形はその先に右ターンが待っているのでやや右寄りで進入すれば問題 なしです。左寄りだと腹下がつかえたり右ターンするときにケツをタッチさせる恐れがあります。 まあこの地形は多くの車が問題なく通過してました。

 次にくる右ターンでは溝の底付近にポールを立てているのですが、多少傾く程度でどの車でも 問題ないはずです。ただロング車では次の右ターンで漫然と真中付近にいると曲がりきれなくなる ので、ポールを通過した後で、どれだけ左に寄せれるかがポイントになります。

 坂を下った所にある右ターンはロング車では非常にキツクなります。左のフェンダーミラーが 当たりそうな方もおられましたが、事前にたたんでおけばこういう競技ではラクになります。 この地形はこのセクション唯一、リアをズラす技を使える場所です。ミドル・ショートではヘマの リカバリー以外には使う機会はないでしょうが、ロングだと有意義に使ういい機会なのでロングの 見せ場かもしれません。フルタイム車ではちょっと使えませんが(擬似老婆ターンは鼻先が下なの で使えない、もっともデフロックも禁止ですが)、パートタイム車ではオープンデフでもちょっと 向きを右に変える手が使えます。デフロックを使った時とはやり方を変える必要がありますが、 オープンでもなんとかなります。つまり一気にガツッとクラッチを繋ぐ方法でデフの機能を一時的 に殺す技ですが、今回それを効果的に使われていた方はいませんでした。

 さて次は最後のクランク状ターンです。僕は試走の時はすんなり通過しましたが、結構ここでつま づく方もおられました。理由はわりと簡単で、最初に必要なスピードを出しているかどうかと、 ターン中にトラクションをかけ続けるハンドル操作が出来るかどうかです。自分の車ではロー・セコ ダッシュで最初から少し速度を上げ気味に突入して、ターン中は対角線スタックにならない様に ややハンドルを右に切って、右前のタイヤを引っ掛けるようにしながらトラクションをかけ続ける と問題なく通過出来ました。ここはショートもロングも基本的には同じなので、一発で通過出来な かった方はまた練習してみてください。

 1・2セクとも「デフロック禁止」ということで戸惑われた方も多かったと思います。また来年 も出来ればコースの設定のお手伝いをさせてもらいたいと思っていますが、おそらく来年も普段、 デフロックに頼って走っている方には厳しくなるようなコースにしたいと思っています。

 



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