走 行 記 録


JEEP藤本氏・77藤木氏と「わざとトルクフロー練習」

[2004-05-23]

 その日は朝まで仕事でしたので、爆睡してましたらJEEP藤本氏が電話してきまして「はよ、出てこ〜い!」と召集を受けました。

 ちょうど下の子の子守を昼から頼まれていたので、昼から出撃することにしました。

 現地に15時ごろに着いてみると、すでに広場の至る所に這い廻った跡があり、走りこみをしていたというのが分かりました。

 いつもは比較的独りで徘徊する傾向の強い77藤木氏も今日はなにやらJEEP藤本氏から課題を出されたみたいで、いつも以上に悩んで 走っています。聞いてみると「わざと前進出来ない体勢に持ち込んで、そこから脱出させる」と言ってました。走る場所に選んでいた場所は、 いつも私が練習するのに使っている場所で、以前も書きましたがスパーンと走ってしまえばなんてことはない地形です。

 77藤木氏も「前進不可能な体勢に積極的に持ち込む」という考え方で這ったことがないみたいで、スンナリ走破出来すぎてしまうので 悩んでいたみたいですね。確かにホイルベースが長く、脚も長いHZJ77Vでは、自分のPZJ70短やJ55ほど簡単に対角線スタック や、斜面で横を向いて山側のタイヤをトルクフローさせることは出来ませんでしたが、最後の辺りではわざと対角線スタックに持ち込むのにも 慣れてきた様子でした。厳しい地形ならタイヤを浮かせてトルクフローも簡単ですが、簡単にはタイヤの浮かない地形ではわざとその 体勢に持ち込むのも難しいものがあります。

 結局、18時ごろまで練習して、その後、J55尾上氏のお好み焼き屋「こんにちわ」に皆で向かいました。とても美味しいお好み焼きだった のでまた行きたいですね!




15時ごろに現着してみると、すでに2台が同じ場所をグルグルと廻っています。 まぁいわゆる「条件付徘徊」をしていた様で、いつもにも増して悩んでいる77藤木氏です。 わざとトルクフローを起こさせる練習というのも(一般的には)珍しい。脚が長くホイルベースの 長いHZJ77Vでは、脚を浮かすのも一苦労な地形です。
JEEP藤本氏も這い回ってます。こちらは慣れたもので、一度登る間に3〜4回ほど前進不能 な体勢に持ち込ませては、微妙な操作を繰り返して、グリップを回復させて前進させていってます。 脚が短く、小回りも利かせ易いので、こういう訓練に向いているともいえますが、私の目で見ても ここ一年ほどで随分と腕を上げているというのが判ります。およそグリップという言葉には縁の無い、スリップサインが表れる直前のゲタ山というのも いい仕事してます(笑)。 この練習にはいろいろとメリットがあると思いますが、一番大きなメリットは「自車の限界を正確に把握出来る」 ってことと、「グリップを最大限発揮するコツを掴み易い」ってことがあると思います。前進出来ないからといって、ダッシュ出来るところ まで下がって突撃するとか、デバイスや車の性能に頼りきってクロカンするだけでは得られない技能が掴み易いんじゃないかと思います。 なんせ「トルクフローを起こす」⇒「そこから脱出させる」という練習が地形を選ばず数多く出来る訳ですし、車を選ぶ訳でもないので、およそ どんな車に乗っていても出来るという訳ですから。
普通ではあまり他人の車を運転するというのは良いことではないのかもしれませんが、 車に負担をかけないと走れない場所を走破している訳じゃないので、77藤木氏の車をJEEP藤本氏が運転してみてます。いつもは苦も無く ハメれている藤本氏ですが、脚の長い77では苦戦(汗)。 こうして改めて見ていると、ロングがヒルクでいかに戦闘力が高いか判ります。ショートと 同じ斜面に入っても車の角度は比較的緩やかな場面も多いですし、少々ムチャに攻めても斜面で横を向く機会はショートより少なくなります。 それにしてもなんと似合わない・・・。これもやはり目にモザイクを入れて「PG18指定」 でもした方がエエんか??(爆)
さて自分もおよそ自分と同じランクルとは思えないほど綺麗なHZJ77Vを運転させて もらっています。トレッドが一緒でも、エンジンが静かだったりホイルベースが長かったり、ドアが付いてたりするので、トルクフローを 起こすのに四苦八苦(苦笑)。リアタイヤの位置にも慣れてないので対角線スタックも起こし難いので、斜面で横を向くのも試してますが、 ショートほど簡単に向きも変わらないので、自分の車を使う考えは捨てる必要があるみたいです。何度か丁寧に車の向きや位置を変える 様にしてやれば、良いみたいですね。 私のガタピシ車に乗る77藤木氏です。なーるほど、他人があれを運転しているとアア見えるのか?! なにやら気に入ったみたいでグルグル這い廻ってます。他人が自分の車を運転してしてくれると 自分の車がどういう挙動をしているかよく観察出来てイイですね。私の車は動かないリアサスを一生懸命フロントサスがカバーしているという 感じです。「職務怠慢リアサス&サービス残業フロントサス」というところでしょうか?



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