走 行 記 録


第二回RHS瀬戸内四駆小隊訓練会

[2004-07-07]

 え〜、今度はRHS瀬戸内四駆隊メンバー(私・アイロン工作氏・MARU氏)でSLOにやってまいりました。今回のテーマは ズバリ「人の手は借りん!」(あれ?いつもと同じ?!)ですね。ハメる寸前まで躊躇なく攻めてみる、ハマれば誰の手も借りずに一人 で対処する、難しい地形は自分で作り出すというのが、今回の私のテーマでした。ん?これもいつもと同じか?(笑)

 ま、そんなこんなで本日も楽しい一日となりました。途中参加で早く帰られた住職さん以外、全員複数回の牽引作業を経験しましたし、 それぞれハマること複数回、特にMARUさんは途中でクラッチを焼いてしまってそちらでも苦戦されていたみたいですし、私以外の お二人は目が三角になっていたこともありましたねぇ〜(くすくす)。

 この画像が残っていない場面も結構多くのことがありました。特にMARUさんの苦悩は続くみたいですね(笑)。まぁ冗談ですが、 今まで誰にも教えてもらっていないステアリング操作などを覚える良い機会になったでしょうね。ぜひまたしましょう。




さっそく広場横の丘を使ってキャンバーを走るのに勤しむMARU@JA12Cとアイロン工作@J55。 これまた広場にある通称「サンダーV字」の最近深くなったところにタイヤを落としてウインチングする 私@PZJ70。 溝を使って遊んでます。斜めに横切ってますが、ギリギリ抜けれるラインを見極めるのは難しい。 まだMARUさんはこの手の眼力が養われてないので、ギリギリなラインよりやや簡単に通過出来るラインを選びがちです。
同じ場所を行くアイロン工作氏ですが、こちらは慣れているのでギリギリなラインを細かく選びながら 通過してます。 先ほど落とした穴に今度は左前輪を落としてみたらこんな体勢になりました。それにしてもどう 写すと画面の下に足がこう写るんでしょうね?(笑) 後ろから見るとこんな感じ。前方は100m先までアンカーはありませんし、あったとしても フェアリードなどに過大な負荷をかけなければいけない牽引となってしまうので、この場合ウインチは使いません。
自分のTu−16(上)とMARUさんのX−13(下)との比較をしてみます。大きさは やや違う程度ですが、重さはTu−16が二倍もある。 さていざ牽引ですが、アンカーまで28mあるので20mのチルワイヤーでは足りません。 予備ワイヤーがあったので取り出しましたが、片側にフックを取り付けるのを忘れてたので、急遽ウインチワイヤーに付いていたワイヤークリップを 外して予備ワイヤーに廻してます。やっぱり電動工具はラクですね。 いざ牽引開始です。足場も良いですし、セットも楽な地形だったので鼻歌交じり。
でもマジで暑い日ですわ。水分を3リッターほど用意してきて正解ですね。 お次はMARUさんです。別な場所のアンカーを使うので藪の中の木を利用してますが、細い木 を使わないといけないのでやや難しそうです。 まだまだ余裕な様子でチル引きを楽しんでいます。
最後の人はさらに別のアンカーを使っています。今度のチル引きはぜひ脳内麻薬が出るまでしてみましょう。 前半はコース内に入らず広場だけで遊んでました・・。コース使用料を半額返して欲しいですね(うそ)。 場所は変わりまして、コースに入ってしばらくしてあるバケツです。私はウインチでなんとか出てますが、MARU@JA12Cは自走で這い上がりました。 え〜〜、「ごるぁ!」などと書いてますが、終始無口だったアイロン工作氏。「ごるぁ!」というのは 心の叫び声です(にやり)。腹下が引っ掛かるのでどうしても這い上がれません。珍しくブン廻して脱出を試みてますが・・・
結局私と同じでウインチでの脱出となりました。壊れていたウインチも直って、随分と作動音が 静かになってます。この時点では完全に頭に血が上っている様子でしたので、私やMARU氏の口撃は耳に入ってません(笑)。 テールランプが割れてないか気にしてますが、この時点では一応セーフ。 場所は変わりまして、その先にある二股に分かれたヒルクです。中央にいくらか岩が露出している ので、そこは一応走行不能ですが、過去にここを登ってリーフを引っ掛けて折ったことがあります。今回はこの中央の岩は若干引っ掛ける程度 でそこからは右に斜めに登るラインでワダチを付けてみました。この画面でいうと、向かって左手前に向かって登っています。
斜めに登るということは、その先にある溝を(普通は又越しますが)横断するラインになるので、 登るラインを右に持っていくにつれ、難易度は上がる。もう少し右の方がもっと難しいかな? 最後はJEEP藤本氏・・いや違った、アイロン工作氏。派手に登ろうとすると岩に弾かれて 車は真上を向き勝ちだが、上手いこと速度調整してタイヤを岩に乗せてやっています。 さて溝に差し掛かってますが、さすがにこのラインは通ったことがないのでしょう、少々慎重に なってます。
右を狙いすぎて前進不能かなぁ?と思っていると、スペアタイヤに付けていたスコップを取り外して ます。以前も同じような地形でスコップを地形と干渉させて折ったことがありました。 何度かアズッてましたが、脱出しました。「なんでかなぁ?」と思ったら案の定、アイロンかけして いたのね・・・(笑)。 さてここらへんでLCCOの住職氏@BJ41も合流しました。またまた先頭を行かせてもらって おりますが、どこもかしこもきわどいラインばかりを狙って行ったり来たりしておりました。ここはちょっとしたヒルクの上ですが、転がっている 丸太に左側を乗せてやってます。当方もそれほど上手いうちには入らないかもしれませんが、それでも成功率は1/2以上はあると思います。 この場合は一発で上手く乗りました。
奥のBJ41が住職氏。先頭は私ですので、またまた真っ直ぐ登ったのでは面白くないので 向かって右の斜面を使って、ギリギリのラインをジワジワと攻めてます。今回はオープンデフですので、主にトルクフローを押さえる技を 使いながらステアリング操作でギリギリの引っ掛かるポイントを探しながら前進させてます。 このヒルクの一番上の丸太越えですが、右タイヤが当たる場所はタイヤの半分程度の段差がある のでそのままのクローリングでは登れない。 この場所で右にステアしていくが、据え切りしていくと誰かが「おや!据え切りや!!」とやかましい ので(笑)、車を前後に揺すりながらステアリングが軽くなった瞬間を利用して右にステアしていく。
あとはグリップの良い場所にタイヤを引っ掛けながら、逃げるトルクはブレーキで絞め殺して 脱出。左手はサイドブレーキを絞り、クラッチを切った状態で、ブレーキを踏んだ状態から前進しているので、右手左手、右足左足とも 超忙しい操作をしてます。車の移動速度は運転手の忙しさに反してトロトロと動いてますが。 続きましてMARU氏。丸太に左タイヤを乗せてます。サックリと成功したので「おお、上手い なぁ」と感心してましたら「最初は失敗しました(汗)」とのこと。 リアに効きの良いLSDが入っているので、前後オープン車に比べると厳しいラインを選ぶ必要が ありますが、ジムニーとは思えない程の低速でジワジワと這って上がって来ます。
なにやらMARU氏が往生しておりますが・・・、その向こうで丸太に乗せているアイロン工作氏。 あら?落ちました(笑)。 MARU氏の往生している理由はクラッチを焼いてしまったことでした。丸太に引っ掛かっている のでとりあえずその場をチルで持ち上げるMARU氏です。またしても「他人の手は借りん!」と男気のあることを言ってますね。
その下で3度目の挑戦をするアイロン氏。また落ちました(笑)。でも本当にヘタな人にこれを させると、丸太にタイヤを触れさせることすら出来ないんですよね。 え〜、丸太はさておき登ってきました。この手の限界ギリギリのラインを選んで上がってくるのは お得意技ですので、そつなく登ってきます。この場合の「そつなく」というのも普通な感覚の人からしてみると「引っ掛かりまくっているなぁ」 と思うかもしれませんが。 さてさてまた場所は変わりまして、昔「大きなV字溝」、今は「大きなバケツ」です。当方が先頭 でしたので前後デフロックで這い上がりました。さて、前後オープンなJEEPだとどうなるでしょう?
予想通り登れません。きっとハンドルを握っている当人も予想通りでしょう。勢いも付けれない 場所ですが、前後に揉んでいると・・・ 「グシャ!」・・せっかく上に移動させておいたテールレンズを割ってしまいました。 さて、ウインチング突入です。人が横からグチャグチャと悪口を言ってますが、聞く耳を持って ません。テキパキと段取りよく脱出させております。
はい、登りました。 はい、廃品回収です。 続きましては住職氏@BJ41。前後デフロックを使って這い上がってます。。
はい、登りました。 「自分一人だけ走れないのは嫌だ〜!」とわざわざ坂の上まで車を取りに上がったMARU氏。 クラッチの調子も悪いので、バケツ手前から苦戦してます。 勢いも付け難い場所ですし、右前タイヤが浮いてしまう地形なので、リアのみLSDの車では なかなか登れません。結局、これまたチル引きで登りました。
え〜〜、またまた場所は変わって、一番奥にやって来ましたが・・・、私の得意な地形(傾きながら 回り込む地形:通称「コケタンポイント」がトライアングルだかの競技の都合で整地されてました(涙)。しょうがないので、その先の小さな ステアケースを使って斜めにギリギリ登るルートを選んでワダチを残してみました。そこをいく住職氏ですが、彼と私たちとの訓練内容は関係が無い ですのでリアデフロックを使ってます。 スパッと登りました。 続きましてMARU氏です。先ほどのBJ41と比べるとよく判りますが、明らかにリアが高い位置に あるので、こちらの方が難易度の高いラインですね。
ユラユラと揺らしながら登りましたが、もう少し最後は画面向かって左に向いて登った方が難易度の 高いラインだったかもしれませんね。当方も何度かここを走りましたが、狙いすぎてフロントが斜面を横滑りしてしまったこともあります。 ですがまだ転倒には程遠い傾斜ですので、普段からこういう地形を狙って斜めに登る練習をしておくと、フロントがズリ落ちる様な地形を 攻めているときも心に余裕を持って走れるかもしれませんね。 前回、ここに来たときに、傾きの大きくなったジムニーを斜面の下の方から近寄って支えようと する人が出たので「アホか〜!!」と叫んでしまったポイントです。まずはMARUさんが行ってますが・・最初ということもあって、まずは まっすぐ降りてしまいました。 「行けるかなぁ?」などと言いながら余裕な様子で回り込んでくる住職氏。
おなじヒルクを下から登ってくるアイロン氏。とりあえずギリギリなラインを狙ってジワジワと 登ってきます。 登ったら、今度は回りこんでいます。 据え切りを使わず、前後に揺すりながらステアリングを切って回り込んでます。この地形を もう少し走りこんで恐怖心が無くなればベストかな?ややぎこちない動作に見えました。
今度は上手く回り込むのに成功したMARU氏ですが・・登るラインになるとどうしても 「ギリギリのライン」というのを選ぶのが難しいみたいです。まだ「簡単に登れてしまうか」「全く登れないラインか」の二つに一つ の選択しか出来ないように見えます。 左にステアしたのでは絶対に進めないので右に切ってますが、据え切りしていたら某ジーパー から「据え切りしてるゾー!」と突っ込みを受けてます。まぁ、荷重が比較的掛かってない状態なので目くじらを立てる必要も少ないかも しれませんが、この場合でも前後に軽く揺すりながらステアを切っていくのが当方などにとってはベターですね。 画像を見るよりは実際の方が右に大きく傾いているので怖い感じです。これも前進だけではなかなか 体勢を立て直して前進につなげるのは難しいのですが粘ってます。粘れば粘るほど右に流れていくので怖い体勢に・・。結局、ここで デジカメのメモリーが終わってしまったのですが、この後こそMARU氏の目が三角になる地形が待ってましたね・・(笑)。公開の機会がない のは非常に残念!次号を待て!!(そんなのないって)



走行記録 の索引に戻る

Page015に戻る

Page017を開く
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送