走 行 記 録


”夏の日”訓練会

[2004-07-19]

 うちの掲示板で「7月19日に訓練会をしましょう」という呼び掛けがありまして、またまた集まりました。 今回の参加者(車)は、私@PZJ70、77藤木氏@HZJ77V、サンドウォーム氏@J55、73石野氏@HZJ73V の計4名でした。

 訓練としては前半、広場での徘徊。後半は坊主V字方面に下りて行って、タイトターンするV字溝を上り下りしました。

 





前回のレポートでも取り上げている、大きめな段差の下りをいく73石野氏。最初はおっかな びっくりで下ってます。 その隣の広場中央の斜面を使って、前後に揺すりながら据え切りせずに車の向きを変えていく 練習をしています。スムーズにするコツをサンドウォーム氏が教えています。 一面びっしりと綺麗にエクストリームトレッカーのムカデの這った跡が残ってますね。
広場中央の斜面上から見た練習風景。左では藤木氏が大きめな段差をジワジワと登っています。 その横では石野氏がほぼ同じ場所でグルグルと廻っています。「廻っています」とはいってもトライアル系な練習で見られるような アクセルターンで一気に廻る・・というのではなくて前後に揺すりながら少しずつ廻る練習ですが(言わずもがな、かな?) 今日は晴れが続いているのでグリップも良く、普段派手に廻さないと登れない場所も極低速で 登れます、が藪の中に運転席が入るので結構タイヘン。 少しずつアクセル操作を工夫しながら這い上がりました。自分もここを何度か登りましたが、 登った直後に左に切り上がると面白いラインとなりますね。
広場中央のモーグルを下りるサンドウォーム氏@J55。ここも少し前まで派手に走るのを 好むジムニーがえらく掘り散らかしてましたが、最近は角が落ちてきているので、バンパーなどが刺さらなくて、程よい難易度になって きているので、上り下りで色々と楽しめれるようになりました。見る人によっては「ビビッてるんか?」と思うほど低速に落として下って ます。 今度はそこを登ってますが、ここも極力エンジンを吹かさずに、移動速度も落とすようにして 登ってやると面白いですね。 崩れ易い砂岩むき出しのモーグルですのでグリップの良過ぎるタイヤとか、勢いオンリーな 車で攻めるとドンドン地形が変わってしまいますが、このJEEPの走り方は随分と大人しいので地形もそれ程変わりません。この時も 上手いことスルスルと登ってしまいました。自分もここを何度か上りましたが、今日は積極的にわざと登らずにバックダウン(リカバリー) の練習もしました。
さてさて、その広場中央にあるいつものバケツですが、今回は完全に乾燥しているので、 ここにタイヤを落としてもドロ団子にならないのでありがたい。今回も上り下りをグルグルとしてみましたが、まずは私が一寸変わった ラインで走ってみました。それは後で説明しますが、そのラインと似たラインで右に傾けながら進む藤木氏。 臆することなく左に切っているので左後ろは浮きながらバケツに進入。 あっけなく登りました。
私が走ったラインをトレースするサンドウォーム氏。つまりこの体勢から右にタイヤをズラし ながらバケツの底にタイヤを落とします。真っ直ぐ進入してバケツの底にタイヤを落とすよりは、こちらの方が難易度的には高い。 臆する様子なくバケツの底にタイヤを落としますが、ノーマル車高に近いこのJEEPは この傾斜でも実に安定してますね。自分のではボディがフラフラするので結構揺れますが。(ちなみに車内の傾斜系は振り切りますが) 余裕たっぷり。目が逝ってますが・・・。このまま「逝ってよし!」
同じ場所を攻める(攻めさせられる?)石野氏。 上から見るとこんな風に見えますが、結構傾いてます。 バケツの底に右前タイヤが引っ掛かっているのでなかなか前進出来ないので、その隙に手前の 変態ジーパーから口撃を喰らってます。
午後からまたまた坊主V字に下りてきました。前回も何度か走っているので、今回はそれまでと やや違うラインを選びました。これ以上インベタ出来ないラインまで寄せてみまして、揺り返しステアを利用してフロントを溝の底まで落としました。 この画像はそのポイントから少し真っ直ぐ登っている処ですが、オープンのままで通過しようとすると、さらに左に廻りこんで、左後ろが 木の根っこの高い位置を越えないといけないので難易度は・・どんなんかなぁ??今回は子供が二人とも乗っていたので「泣きのデフロック」 で真っ直ぐ前進して抜けるラインを選んでますが・・ 厳しい場所は越えました。後は左前を接地させればよいだけですので、これまた揺り返しステアを 使いながら急激に荷重移動しないように調整しながら少しずつ右前タイヤを向かって右に右へと流してやって・・ ゆっくりと接地。
私が走っている間に左のテールレンズを外していましたが、タイトターンは避けて、比較的 難易度の低いターンで下りてきました。ですがその後のV字溝の下りでは魅せてくれてます。 数々の車を転倒に追い込んだ(勝手に転倒した?)V字溝です。左を落としていくとどうしても ズリ落ちた弾みなどでドアやフェンダーを地形と干渉させてしまうことがあるのですが、それを避けて又越しながら下りています、がここまで 積極的に左へと切り込みながら下る人も珍しい。 結局そのまま下まで降りました。
私が進入したラインより随分と向かって左から始めてますが、ホイルベースの30cm長い ミドルでは同じことは出来ませんが・・。このラインだとそのまま進入したら木とボディが干渉してしまいます。 しばらく苦戦してましたが、ドアミラーが干渉しそうになるので運転席から手を伸ばして ドアミラーを畳んでます。そういえば本日唯一のドアミラー装着車ですね。 まぁ〜ペラペラよくしゃべる人がいますが・・・この人?
ミドルでこのタイトターンを曲げようとすると、いろいろとショートホイルベースにはない 工夫が要りますが、ここから進もうとすると、どうしても左後ろが低い処を通過するので、ボディは向かって右に傾いて、木とボディが 干渉してしまいますね。 例の揺り返しステアの実地訓練をしながら据え切りせずにバックしてフロントタイヤを斜面に 登らせようとしてますが・・・ 少し前進しようとすると、軽く木にぶつかってしまってます。結局、大きく廻りこんで下りました。 例えばですが、最初のラインで下りるとするなら、左前タイヤが木の根っこを踏むほど高い位置に登らせてやらないと車は向かって右に 傾いてしまうので、木がボディと接触しようとするでしょうね。これはホイルベースが長かろうが短かろうが関係ないことです。左前を高い 場所を通すということは左後ろタイヤは完全に「空中ライン」を通過することになります。
ホイルベースの短さとドア付近の形状に助けられていつも余裕な様なので「出来るだけインの 木に近づけてみて」と条件を出してみました。いかにも難しそうなラインで下りてきます。 ドアがないので木の曲がった部分が車内にまで入り込むまで攻め込んでますが・・・ 欲張りすぎて木に張り付いてしまいました(笑)。たまにはランクル的苦労を知るのも 宜しいかと・・・
さらに左落としでV字溝を下ってましたら、なにやらアイロン掛けしている雰囲気が・・・。 フェンダーを見てみるとやはりサンドウォームが繁殖しています。 あたたか〜い(笑) こちらにも繁殖するサンドウォーム。木と干渉してしまった処を隠す石野氏。サンドウォーム2号か?
タイムオーバーで77藤木氏は帰られましたが、今度はそのV字溝を出来るだけタイトターンで 登ろうとしてます。77藤木氏、私とここをタイトターンで登りましたが、そこで苦戦する73石野氏。左後ろタイヤがなかなか高い場所に 引っ掛けれない様子なので、このまま前進するとどうしてもドア付近が木と干渉してしまいます。 今日は二度ほども木と干渉する車が出てしまったので、よく峠で行ったり来たりしている車が 訓練でしているような工夫を導入してみました。この枝ギリギリを通すとか、わざとこの枝の先端にボディの一部を軽く接触するなどの訓練を してみようとしてます。 枝の先端が怖いので落し物を被せてますが・・。今日はこれでタイムオーバーでした。次回、 この訓練をコッテリしたいですね!

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