自分流悪路走破考察


○○系 クロカン

[2002-08-26]

旧型ウインチ
重いのには定評のあるトヨタの純正電動ウインチ。40系や60系で 純正採用されてました。パワーはそれほどありませんが、シングルラインで70幌なら十分吊り上げ る程度は可能。フェアリードはこれまた純正のフェアリードを加工して使ってます。予備の部品が安 く手に入るのもまた魅力的。電源のキルスイッチ等は特に付けてませんが、コネクターにウインチの リモコンを差し込んで、ACCをONして初めてウインチに電源が供給される仕組みなので、運転中 オカマを掘ってバッテリーが爆発!なんてことは無いのはありがたい。クラッチフリーでワイヤーの 送り出しがこれほど軽いウインチは珍しい。ウォーンのM8274に似ているので「なんちゃって パーニーナナヨン」という可愛らしいあだ名も付いている。

新型ウインチ
かたや70系や80系で純正採用されていた新型電動ウインチ。ギアボックス 内の造りは「さすがトヨタ」であるが、ドラム落ちしやすい構造、折れやすく強化しようのないドラ イブシャフト、弱いブレーキなどなど欠点は数知れず。モーターとリレーボックスは取り外されて今 使っている旧型ウインチの予備と成り果てている。なお、旧型ウインチのドライブシャフトはわざわざ 細くしていないのでまだ折れたことはありません。(ワイヤーはこれまで5回ほど切りましたが)
 「かじはら君は典型的な『引っ張り系クロカン』だねぇ」などと言われることもありますが、自分 では全然そんな風には思ってません。走る場所や一緒に走る相手に合わせて最も楽しめれる流儀に 合わせたいと思っているだけなんで、場所によっては1日中走り回ってもウインチ等レスキュー用品 を一回も使用しない日もあります。よく引っ張りにだけ特化しているとか、自走にだけ特化している クルマもフィールドや競技では見かけますが、僕は自分の車をそういう風にはしたくありません。

 自分の目指す姿は、どんな流儀の人と走っても、その人達の流儀に合わせる事も出来て、しかも それぞれのスタイルですばらしい能力を発揮出来る人達です。自走だけでいえばウインチやレスキュー 用品、または修理用の工具やスペアタイヤですら邪魔物でしかないのかもしれませんが(たまにフィー ルドでそこらへんを全く持たずに来る人も見かけますが)、自分の目指すクロスカントリー走法の 理想形では考えられない姿です。自走中心の方からしてみれば同じ車でも間違いなく100kg以上 は重くなるので自走で勝とうとするには非常に困難が伴いますが、そういう方はウインチ前提や単独 行などのヘビークロカンは及びでないので、クロカン全体での能力でいうとどちらが上か明らかだと 思っています。逆に難所は引っ張って前進する事を前提にするあまり、荷物を積みすぎて満足して いたり、脚の動きを重視するあまりにキャンバーでの安定に欠く車が自分のクルマの轍をトレース してくるのは絶対に不可能だと思っています。

 話は変わりますが、前回のアイアンバールカップの広島予選では、自分の車で出るのは面白くない のでパジェロのJトップでアンカーマンとして参戦しました。1度「打倒、ランクル!」と言いたか った(笑)のですが、結果は惜しくも下から数えた方が早いという結果でした。今度参戦する機会が あれば、一台でも多くのランクル勢を倒したいものですね(おいおい・・)。

 

 



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