自分流悪路走破考察


ム ー ビ ー

[2002-09-08]

P5

ソ○ーのデジカメ。記憶媒体もメモリースティックという物なので、従来つかっていたSDカード やコンパクトフラッシュやスマートメディアなどの転送機が使えないのも痛い。とりあえず使えるの でありがたく使わせて頂くが、壊れた日にゃタダでは済まさんゾ(笑)


NV−DJ100

かたやPanasonicのムービー。3CCD+DVCの組み合わせで出てきたなかでは初期の タイプなので、もうかれこれ5年近くは使っているか?4/4回転の時には助手席で一緒にゴロゴロ としてしまい、再生ボタンが潰れてしまっているが、そのまま現在に至る。これを買う前にも某 社のムービーを持っていたが、モーグルなどの地形が平面的で分かりづらかった。これで初めて クロカンしている処を撮って再生した時は非常にはっきり地形が分かるので感動したものだ。 欠点といえば、まだこの頃のモデルにはスマートメディアカードなどによるデータ保存が出来なか ったのでパソコンとのデータのやり取りがやや面倒な点くらいだ。次回ムービーを買う時はまた3CC Dの機種を買うだろう。


ビデオテープ

過去に撮りだめしていたビデオの数々。DVCのカセットが少ないのは4年前ではまだ単価が高か った為。VHSにダビングしたものは何度も見直しているのでボロボロのものが多い。今見てみる と随分とヘタクソで驚くが、それだけ今と昔では腕の面ではそれほど変わりがないけど、走りに関す る考え方が随分と変わっているからかもしれない。自分が転倒した時や破壊した時の画像は今となっ てはどこにも残ってないが、きっと自分が想像していたよりヘタッピな操作をしていたことだろうと 思う。

 ほぼ毎日更新してたらさぞや暇かと思われるかもしれないが実際はそんなことはない。前にも書い たが、随分と書き溜めしているのを修正してアップしているだけである。書き溜めしている内容という のも、以前にどこかの板で書いたのを控えているだけなのでそれほど労力はかかっていない。強いて いえば関連する画像があまりないのが悩みの種である。以前使っていたパソコンが僕が日本にいない 間に潰れてしまって、それに多数残していた画像が全く使えなくなったのが今にして思えば痛い。今 回は画像や動画のことについて書いてみたいと思う。

 最近はムービーをクロカンに持っていくことも減ってしまったが、以前はよくムービーを持って行 っては他人や自分の走りを撮っておいて、後から「解析(そんな偉そうなもんじゃないか?)」して 仲間同士であ〜だ、こ〜だと言い合っていたものだが、最近ではめったにしなくなった。小さい子供 を連れてクロカンに行くと人のや自分のを撮るどころではないのでしなくなったのだが、うちの上の 子も、もう小学生になったので撮影係りに任命してもよい年頃かもしれない。今にして思えば、クロ カンを始めた頃はかみさんも一緒についてきて撮影してくれたことが多かったのでよく撮ってもらっ て、それを何度も何度も見直していたから上達が早かったのかもしれない。今ではそんなに腕が 上がった様に感じることが少なくなったというか上達の速度が遅くなったと感じるのはそういう 努力を怠っているからというのも一つの理由だと思っている。

 仕事柄、結構古くからムービーを持っていたが、大のソ○ー嫌いである。当然ソ○ー製ムービーなど は所有したことすらない。ソ○ー嫌いというのも仕事柄かもしれないが(笑)。その男の処に何を 思ってかソ○ー製のデジカメをくれた方がいる。「ソ○ー製やないか〜?!(怒)」などと言いなが らバッテリー充電器やUSBのケーブルも買ってきてすっかり使う気十分である。まだクロカンに 持っていくお許しは出てないが、古くから使っているフジのFine Pix500は随分と性能 面で見劣りする様になってきたので近々、フィールドでソ○ーのデジカメをお披露目することになるだろ う。また今度のクロカンはテージャスランチでの4フェス(4WD フェスティバル)だが、久しぶ りにうちの松下製ムービー:NV−DJ100も持って行って、子供に撮影係りをしてもらおうかと 思っている。

 そんな訳で、画像や動画を残しておいて、後で検証するというのは腕を上げる近道になるので、 特にこれからクロカンをホンキでしようかという方にオススメする。運転席から見た風景と外から 自分が運転している処を見るのとでは違いが大きい面がよくある。走っている時に気が付かなかった ことや自分が運転しながら絶対観察出来ない部分もつぶさに観察することが出来るのも利点である。 運転席に乗っていて、自分としては「やった〜!会心の走りだ〜!」などと内心で思っている場合 などでも後から見てみると、クルマの性能に走らされていただけということや他所から見ていたら 自分が走ったラインなどより遥かに良いライン(奇抜だったり最も効率的だったり)が見えている 場合も多い。当然自分としては腕で走ったつもりになっているのだが、他人からみたら「クルマが イイだけじゃん」と思われていたりすることもあるので、格好悪いことに自分だけテングになって いたりすることもある。特に自分の経験値が低い頃はそこらへんの見極め方もレベルが低くて、勘 違いすることも多くなるので、他所から見てみる目というか客観的に自分を観察してみる機会とい うのを多く持っておいた方が腕や見識を上げるのに遠回りしなくて良い場合がある。

 いくら客観的に自分を見る眼が欲しいといってもあまり人のハナシを信じすぎるようでは困る。 ハナシはちょっと脱線するかもしれないが、僕はクロカンが上達したい人は他人の言葉に耳を傾け過 ぎるようではいけないと思っている。全く耳を傾けないというのもこれもまた考えに偏りが出がち なので良くないが、自分の目や見たことや自分の経験で搾り出してきた言葉でしゃべれない方も多い 気がする。クロカンの上手い人にベッタリくっ付いている方もあるが(『コバンザメ』なんて悪い 言い方をすることがある)、あまりにも考え方がその師匠の受け売り、というかコピーな方もめず らしくない。往々にしてそのコバンザメな方は他人がクロカンなどしているのを見ていて、いかに も自分はもっと上手い、なんていう自慢やウンチクを垂れることが得意だがいざ走ってみるとサッ パリだったり(時には走っている姿を見たこともなかったり)、スタックや転倒や修理になると遠く で見ているだけ、なんてことも少なくない。また昔はクロカン現役で今は引退している方などが「昔 はオレも○○だったがなぁ〜」などという昔話を言うことがあるが、参考になる反面、今では通じな いこともままあるので、ウンチク垂れる方はぜひともご自身で走って実践されることを望む。

 クロカンに長けている方や修理のプロな方の言葉は胸に響くことが多いというか、非常に僕も勉強 になることが多いのでいろいろと聞きたいことが多いし、今まで助けてもらったことも多くあるし導 いてもらったことも確かなので感謝することが多いのだが、その人ひとりばかりの言葉だけ信じてい るようでは、○○教の信者と呼ばれても仕方ない。コバンザメ君はそれで幸せなんだから放っておい てあげた方がその人の為なのかもしれないが、真実は一つじゃないし、たまには師匠以外の考え方に も接しておいて、いろんな考え方や真実がたかがクロカン一つにでも非常に多く存在するということ を知っておいたほうが自分の視野をより広く取るという面からも良いだろうと思う。何にしても共通 だと思うが、自分のしていることが正しいと思った時点で進歩は停まってしまうのだから。

 人に撮ってもらう機会があるなら、ただ漫然と走っているところを撮ってもらってもあまり 効果はないと思うので、「こうしてやろう」などと自分で課題を決めて走ってみたほうがよい。 例えば、「このラインをトレースする」でもよいし、「最もスムーズに走れるラインを走る」 でもよい。「極力傾けてみる」でもよいし、「なるべく脚を浮かせてみる」なんてのもよいかも しれない。また「左後ろのサスペンションはきっとこういう動きをしているはずだ」などとあらか じめ想像しておいて走ってみるとか、左側のタイヤがどこを走っているかあらかじめ狙って走る などというのも効果的だろう。後で検証するときに、その時、自分はなにを目指して走っていたか 思い出してみると良かった点や悪かった点、また運転していた時は気が付かなかった点などが判っ てくると思う。また人の走りを撮る場合でも、あらかじめ「どういう風に走りたい?」などと聞いて おけば、その人の走りのスタイルや腕も判断しやすいだろう。また、可能な限りハンドル操作や ペダル操作も写しておいた方が自分の操作の違いなどの比較もし易いだろう。また走る前や後に自分 が走った地形を一度ムービーに収めておいても後から「このラインの方が良かったのではないか?」 とか「こんな風に走った方が良かったのでは?」などと検証することもできます。



自分流悪路走破考察 の索引に戻る

Page15に戻る

Page17を開く
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送