自分流悪路走破考察


ある日のメンテ

[2002-10-25]

 僕はメンテが嫌いである。出来る事ならしたくない。することになるのなら、可能な限り手を 抜きたい。会社で設備のメンテしているのに、家に帰ってまでもメンテなんてしたくない。

 まあ毎日会社で「メンテ、メンテ」なんてしている訳じゃないんでまだエエんやけど、 これで毎日メンテする業務になってしまったらシャレにならないことになるだろうなぁ。

 先日、会社からいつものように帰ってたら大型車が通って波打った路面を勢いよく走っていた だけで異常振動が起こった。フロントホーシングがガタガタと上下に派手に揺れるので、後ろを 走っていた車もさぞビックリしたことだろう。実は僕の屑鉄号は以前から度々、異常振動には 悩まされている。原因はほとんどいつもフロントホーシングのUボルトが衝撃で緩んできていて、 ホーシングとリーフ間でガタが出ることで、酷いときは路面のちょっとしたギャップを超えただけ で「ガタガタガタガタ!」と車が分解するのかと思うくらい激震が起こる。スピードを30km/h 以下に落とすと自然と収まるのですが、この現象が酷い時は運転して帰るのに冷や汗が出る。

 異常振動が起こった時は、面倒臭いなどと言わずすぐメンテに着手する。早速19mmのディープ ソケットでUボルトを締め付ける。おお、やっぱりかなり緩みがある。ここは緩まない程度に締めて やろう。さらにフロントシャックルを観察するとブッシュの痛みが激しい。ピボット側はそんなに 痛んで無くても、シャックル側がボロボロになる事が多いので、今回もシャックル側だけを新品の ゴムブッシュに交換してやろう。バタバタとすること1時間、ブッシュ交換まで完了。

 いざ作業を始めたらブリがついたみたいだ、先日のクロカンで幌が大地と接触したら「ビリッ!」 と破れてしまったので、オンロードを走っていたら風が大量に巻き込んで寒いので、以前使っていた 幌をちょっと補修して交換してやろうっと。いざ破れた純正幌を外す段階になって外すのを後悔し てきた。幌骨やらなにやらかにやらと外すだけで面倒だ。パッパと交換して時計を見ると作業を 始めて2時間経っていた。今日はまた深夜に仕事が待っているので早く寝よう・・・。明日からは 針と糸を手に、幌を修繕する毎日が始まりそうである・・(大涙)。

走っていて異常振動が出たので、急遽、ブッシュの交換作業をする ことに。手前にあるのは社外製幌。こちらの方が純正幌と比べると布などの質は遥かに良い。 左端から、新品ゴムブッシュ、中古ゴムブッシュ、中古ウレタン ブッシュ、耳が完全になくなったウレタンブッシュ。ここまで酷くなるには4年の熟成期間が必要。 あちこち破れているので、急遽補修。窓の部分が相当焼けて変色し ているので、外している間に張り替えようと思っていたが、なかなか手が周らない。 破れた純正の幌。走っていると大量の風が吹き込むので外して補修 してやろう。
フロントショックのステーは50mmほど延長している。60系の 時に使っていた長いショックを強引に付ける為に延ばしたのだが、脚の動きが良くなった反面、ブッ シュの消耗は早くなった。 下から見たフロントのインナーフェンダー。縦にブッタ切っている のはフェンダーの脱着を楽にさせるため。おまけとしてエンジンルーム内の熱がこもり難くなった。 岩と戯れて曲がったタイロッド&ドラックリンク。おかげで全然 まっすぐに走らない。 あまりにもしょっちゅうUボルトが痛むのでダイスを買ってきた。 (おおっ、これも代金がまだだ〜)高価なUボルトも何回も使えるのですぐ元は取れる。教えて 下さったのは京都のランクルの親分。
交換を済ませたフロントのシャックルのブッシュ。う〜ん新品は 気持ちがいい。 純正屋根を外す風景。大地震でも起きたのかと他人には思われた (らしい)。外していて、だんだん後悔してきました。 久しぶりにみる黒の幌。夏場だと暑いんだな、これが・・後方の 視界は無いに等しい。 着けてみたら至る所がボロボロ・・(涙)。一番泣けたのが ファスナーが片方、完全に死んでいた。3年も外してたら、なにが壊れていたか忘れてた。やっぱり 純正幌を治そう・・・



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