自分流悪路走破考察
今年もまたこの日が・・・
[2003-01-17]
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今日は言わずとしれた阪神大震災が発生した日です。８年前の今日、５：４６に僕は会社に
いました。ちょうど設備がトラぶっていたので、コンベアーの下にあお向けになって潜り込んで
いたその時、突然「ゴー・・」という地鳴りにような音がして、「はて？この時間に新幹線？」
などと思った直後に「ガタガタガタガタ！」と頭上のコンベアやすぐ横にある重さ２ｔの設備
が激しく揺れたのでした。自分のいるフロアは３階で、しかも広いフロアで柱もなく、天井まで
も高いので震度３とは思えないほど激しく揺れました。当時は設備を床に固定してなかったので
地震が収まってからラインを縦に見てみると完全に蛇行していて、元の様に流れるようになるま
で残業して、「やれやれ帰ろうか」と思って休憩室にあるＴＶを見て思わず「なんじゃこりゃ〜
！！」と叫んでしまいました。至るところで立ち上る煙・煙・煙・・・。自分の目を疑う様な
光景が広がっていました。 当時は残念なことにかみさんが妊娠していたので災害地に乗り込んで災害復興のお手伝いをする ことは出来ませんでした。またこれまた残念なことに当時はそれほど災害地が悲惨な状況に陥って いるとは思いませんでしたし、自分達、遠隔地の人間が行ってなにになるんか？と思っていました。 しばらくしていろいろと考えさせられることが起こりました。例えば僕の友人が震災地に「観光」 に行ってきたと言い、あろうことか震災の復興で渋滞する真っ只中で写真撮影してきて、その写真 を僕や他の人に見せていました・・・。また知り合いの四駆のクラブは震災地で炊き出しに行って 来た体験談を聞かせてくれたり、某ＴＶ局のディレクターからは無線を使った災害復興のお手伝いの 体験談を聞く機会があったりしました。 まあこういうことがあったおかげで災害ボランティアに興味が出てきたり、実際に活動をしたり 仲間を増やす機会が得られたのはありがたかったと思う。今日はそういう意味でも年に一度の大切 な日になっています。
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